鳥取県の報告(2022年4月分~)
2023年3月4日(土)
主催:鳥取県聴覚障害者協会
会場:とりぎん文化会館
来場者数:139名
午前中に今回が最後となる『咲む』上映会と、午後からは脚本・翻訳・監督の早瀨憲太郎氏と当協会の下垣理事長と石橋事務局長による人権講演会(トークショー)を開催しました。
平井県知事より上映会の開催を祝い届いた電報の読み上げを上映会前に行いました。人権講演会(トークショー)では、『咲む』制作に関わるお話を伺い、ロケ地が鳥取県江府町に決まった運命的な裏話や、映画冒頭に出演したろうの赤ちゃんについて感動的なエピソードを早瀨監督が初めて披露され、会場全体が盛り上がりました。
参加者からは、「二回目の視聴でしたが、改めて感動しました。」「演技とは思えない、ドキュメンタリーのような自然な風景に感じました。」「障がいがある人、ない人が共に社会で暮らしていくには、家族であってもお互いが相手を理解しあう事が大切。映画のように皆がわだかまりを解消して、協力し合える社会になるよう努力したいです。」「DVD販売をしてほしい!もっとたくさんの人に見てもらいたいです。」などの感想が寄せられました。
2022年11月18日(金)
主催:鳥取県聴覚障害者協会
会場:智東町保健センター ほのぼの
来場者数:52名
今回は映画のロケ地でもある智頭町での上映でした。1回目は、智頭町民生委員・児童委員研修とあわせての開催であり、来場者は民生委員・児童委員限定、2回目は智頭町民限定で行われました。
コロナウイルス感染症予防の対策も徹底していましたが、鳥取県内でも感染者が急増しており2回目は来場者数が少なく残念でした。スタッフが少人数でしたが、智頭町の方も手伝ってくださり、準備・後片づけなどはスムーズにできました。
来場者より、「前向きに生きる姿に感動しました。」「映画を見て何事も前向きに進んでいきたいと思いました。」「音のない世界がこんなにも肩が凝るなんて思わなかった。しかし音のない世界だから、心にしみわたり、頬に涙が伝わっていました。久々に心が洗われ、すがすがしい気分になりました。」などの感想がよせられました。
2022年9月23日(金・祝)
主催:鳥取県聴覚障害者協会
会場:米子市淀江文化センター
来場者数:95名
主人公の父役俳優髙島良宏さん、母役俳優鈴まみさんにお越しいただきトークショーを開催しました。撮影での裏話や役をひきうけられた経緯などをお話していただき貴重なお話が聞けてとても良かったです。
コロナウイルス感染症予防の対策も徹底していますが、未だにおさまらず、来場者数が非常に少なくとても残念でした。
来場者より、「強く生きる瑞月ちゃんに魅かれました」「聞こえないことがどういうことか知るきっかけとなった」「実際の撮影時の話がきけてとても良かった、鳥取での撮影は誇りです」「演じられた方の生の声が聞けてよかった」「キャストの方の実際の話をきけて、作品への想いや多勢の人が心を込めてつくられていたのが伝わりました」などの感想がよせられました。
2022年9月4日(日)
主催:鳥取県聴覚障害者協会
会場:若桜学園 さくらホール
来場者数:25名
『咲む』上映会のポスター・チラシの写真に掲載されている若桜町での開催でしたが、町民の方はポスターの写真が若桜町とは知らない方が多かったです。
鳥取県でもコロナウイルス感染症が蔓延しており、急激に増加している中での開催となり、感染症防止対策を万全に開催しましたが、心配した通り、来場者数が少なく残念でした。
今回はスタッフが少人数でしたが、若桜町役場の方も手伝ってくださり、準備・後片づけなどはスムーズにできました。
来場者より、とても感動しました、前向きに生きる端月さんはとてもすごいと思いました、とても良い作品が見れて良かったです、町おこしについてとても勇気づけられましたなどの声をいただきました。
出版物販売は、まったく売れませんでしたが、寄付をしてくださる方が来場者の半数くらいいたので、とてもうれしく、若桜町民の優しい想いを感じました。