上映会報告

2022.06.01

北海道の報告(2022年4月分~2023年3月)

2023年3月19日(日)
主催:北海道ろうあ連盟
会場:稚内総合文化センター
来場者数:148名

日本最北の地での上映会でした。ろう協会員2名の小さな地域であり、上映決定から当日まで1か月もなかったためチケット販売等心配しましたが、手話サークルの協力のもと2回合わせて150名近くの来場がありました。
稚内市議数名も来場あり、手話言語条例についても関心を持った様子でした。
観覧した人から「感動した」「涙が止まらなかった」と感想がありました。


2023年3月4日(土)
主催:中空知ろうあ協会・赤平手話の会
会場:赤平市交流センターみらい
来場者数:149名

『咲む』上映会は、赤平手話会の今年度計画の行事でした。ですが、コロナ禍でなかなか取り組むことができません。昨年12月最後の例会、今年度はもう無理ではないかと相談すると、会員の皆さんから「やりたい!やろう!」と声が上がったのです。そして、中空知ろうあ協会に相談すると、共催を快く引き受けていただくことができました。聞こえる・聞こえない等関係なく、みんなが一丸となってそれぞれが出来ることを考えて意見を出し合い、精一杯頑張りました。チケットも順調に売れていきました。
終了後、たくさんの方々から良い映画だったと言っていただき、嬉しくて会員のみんなに『咲む』(花が咲くように笑顔)がこぼれました。会員全員が心地よい充実感を感じることができた上映会となりました。
人口9,000人を切った小さな市の、小さな手話の会が開催した初めての試みは、温かな上映会になったと思います。あるNPO団体は、これを機会に例会で少しづつ手話を学ぼうと言ってくれています。ご来場のみなさまに、北ろう連・中空知ろう協・関係者のみなさまに、砂川・滝川・芦別手話の会のみなさまに心から感謝申し上げます。
「心が洗われるような映画だった」「映画を見たことで、いい人になれた気がする」等の感想がありました。


2023年2月26日(日)
主催:厚別区『咲む』上映会実行委員会
会場:札幌学院大学新札幌キャンパス
来場者数:210名

札幌市で各区が開催される中、最後の上映会をすることで、たくさん来てくれるのか不安もありながら、準備を進めてきました。たまたま、手話に関するドラマが放送中だったこともあるのと地元の回覧板(まんまる新聞)に載せたり、北海道新聞に道連盟の記事が載ってたこともあり、ネットでの問いわせや予約が多かったです。目標人数をはるかに超えたことで、安堵しました。宣伝の工夫は大変でしたが、それなりの効果があることを改めて知ることができました。
会場は大学なので、映画館のように部屋を真っ暗にすることはできなかったけれど、機器が揃っていることもあり扱いやすかったです。また、受付の場所や配置がしやすかったので作業はスムーズにできました。


2023年2月12日(日)
主催:北広島聴力障害者協会
会場:北広島市芸術文化ホール
来場者数:102名

2月の寒い時期でしたが、天候にも恵まれ、100名を超える方が参加してくださりありがたかったです。


2022年11月26日(土)
主催:千歳聴力障害者協会
会場:千歳市民文化センター 北ガス文化ホール
来場者数:66名

コロナ感染症拡大の時期にあたったため鑑賞者数は少なかったですが、60名以上の方に観てもらえることができて良かったです。
事前に映像や音響など確認作業を行ったおかげで、当日は機械のトラブルなくスムーズに上映できました。来場者数は目標より低かったのが残念ですが、一般市民への呼びかけ方法など更なる工夫を検討する必要があると思いました。
鑑賞された方からは、「前に進むだけ。どんな状況でも1歩1歩進んでいこうと思った」「奥深い内容でした。主人公の女性のけなげな姿が感動しました」「もっとたくさんの方に見てほしい」などたくさんの感想をいただきました。


2022年11月20日(日)
主催:『咲む』帯広上映会実行委員会
会場:とかちプラザ レインボーホール
来場者数:250名

ポスターやチラシからでは、どのような映画か想像できないので、映画に登場した盲の方や車椅子の方なども掲載し、いろいろな障害の方が出演する映画だと分かると良いと思いました。


2022年11月13日(日)
主催:札幌聴覚障害者協会(『咲む』上映会東区実行委員会)
会場:栄地区センター
来場者数:111名

コロナウィルス感染者が増えている中でも、お客様が来てくれました。午前と午後の参加者はほぼ同じくらいでした。
手話を知らない人が約15人来てくれました。
映画館と同じように見やすかったです。


2022年11月13日(日)
主催:札幌聴覚障害者協会(清田区支部上映会実行委員会)
会場:札幌市清田区民センター
来場者数:103名

ポスター掲示で周知しましたがQRコードだけでなく電話番号も載せたほうが良かったです。
(高齢者の方から会場などに問い合わせがあったからです) 
前日にOA機器の接続確認ができたのは良かったです。
実行委員・要員みんなが自主的に動き協力して開催でき良かったと思いました。

地域の方々にもろう者の想いを伝えられる良い機会になったと思います。


2022年11月3日(木・祝)
主催:札幌聴覚障害者協会(『咲む』上映会実行委員会白石区支部)
会場:札幌市白石区民センター
来場者数:145名

上映会の宣伝のために白石区内の会社を訪問してよかったと思います。札幌聴覚障害者協会白石区支部活動の理解にもつながったと思います。
北海道新聞に案内を掲載していただいたためか、当日券参加された方も多く、効果があったと思います。
白石手輪の会に協力をいただき、上映の準備・当日の運営は問題なく無事に終えることができたと思います。

【来場者の感想】
・祖母と父とのシーン、雨の音がすごかったです。びっくりしました。
・音響をうまく組み合わせた効果は素晴らしいと思います。
・お父さん役をした高島さんの奥さんは1つ先輩です。高島さんの芝居もうまい。お母さん役もうまい!世界に羽ばたいてほしい。テレビでも出演してもらいたいね。
・私の知人が映画を見たのですがショック受けたようです。その人が「宣伝が足りないよ。涙が止まらず、心が震えた。もっとたくさんの人に見てほしかったのに」と言ってくれました。
・聴覚障害者だけでなくて車いすの障害者、盲ろう者もでていて、社会にはさまざまな人がいて生活しているのが、ノーマルだというメッセージにもなっていて、良かったと思います。


2022年10月30日(日)
主催:札幌聴覚障害者協会(西区『咲む』上映会実行委員会)
会場:札幌市身体障害者福祉センター
来場者数:171名

寒い季節なので、体育館が寒かったです。もっと早めに暖房を付けるようにするべきでした。
今回、耳の聞こえない人だけでなく、視覚障害者、肢体障害者、他の障害を持った方等、様々な障害者が来場され、逆に気づかされたことが多くありました。
来場者からは「とても感動した」「自分の親子関係を思い出し泣いてしまった」「聴覚障害者が働いている会社の役職者に観てもらいたい」「挫けないで新しい事をやっている姿が素晴らしかった」「障がいは乗り越えるものではなく、前進するだけ。名言ですね。早瀬監督のメッセージ強く感じました」と好評であり、ティッシュで目を拭う方も少なくなかったことから、心が震える良い映画でした。
観て終わりではなく、自分たちも何か出来ることを取り組んでいくように意識してまいります。


2022年10月23日(日)
主催:札幌聴覚障害者協会(中央区支部実行委員会)
会場:中央区民センター ホール
来場者数:87名

上映は1回のみで、鑑賞者数の目標120人を目指して呼びかけしてきました。残念ながら目標には達しませんでしたが、87人の方に鑑賞していただきました。
鑑賞された方からは「主人公の明るさ、芯の強さ、行動力に感銘を受けました。」「「聞こえないこと」に負けてない強さに感動しました。」等の感想が寄せられました。


2022年10月15日(土)
主催:札幌聴覚障害者協会(『咲む』南区上映会実行委員会)
会場:南区民センター 区民ホール
来場者数:114名

映像・音響装置の確認作業を事前に3回行い問題なく上映できました。
当日、天候は曇り空でした。会場内の換気は部屋の上部の窓を開けてあり室内は少し寒かったです。
6日前の実行委員会でチケットの販売数が56枚と少なくすごく不安でしたが、最後まで諦めないで前日に南区保健福祉課介護障がい者担当課長のところに行き「急で申し訳ありませんが、明日、上映会を開きます。ご都合よろしければ観にいらしてください。」とお誘いしました。嬉しいことに当日、若い職員と一緒に来てくださいました。「素晴らしい、良い映画でした。」と感想をいただきました。
元支部会員、元サークル会員たちへの呼びかけが功を奏して同窓会のような雰囲気でとても喜ばれました。
実行委員が道新「さっぽろ10区」に上映会情報を掲載しました。当日、鑑賞者が予想外に多く収益的に安定しました。

【来場者の感想】
・胸に響きました。母八重の気持ち、父充の気持ち、何より主人公瑞月の前向きな気持ちが綺麗ごとでなく、描かれていて心揺さぶられました。どうか、この映画が沢山の方たちに観てもらえますように。
・思っているのと違って・・・感動しています。人のめぐり合わせ・人の底力など・家族のむずかしさ、こだわりなど、反省することもあります。前に進みます。ありがとう。
・久しぶりに素敵な映画を観る機会に巡りあえました。ありがとうございます。いろいろ考えさせられました。いろんな人たちにチャンスはあると再確認し勇気をもらえました。


2022年10月10日(月・祝)
主催:札幌聴覚障害者協会(手稲区上映会実行委員会)
会場:手稲区民センター ホール
来場者数:103名

雨天の為、人の集まりがあまり良くありませんでしたが、帰り際、参加者から実行委員に向けて感動したとの声を多く頂きました。
また、映画の中には無音のシーンが取り入れられ、ろう者の音のない世界、感じ方を表していたのが印象的だったとの声もありました。 再上映会や次回作など有れば、ろうについて知ってもらえるのではと思いました。


2022年10月10日(月・祝)
主催:札幌聴覚障害者協会(『咲む』北区上映実行委員会)
会場:北区民センター 区民ホール
来場者数:151名

支部役員の皆さんと協力し合いながら、北区役所、北区民センター、サンプラザホテル、北海道大学、各地区センター、各施設等にポスターを貼って頂き、一般市民の方も何人か来てくれました。
支部役員の皆さんが多くの知り合いにLINEメール等で呼びかけしました。随時、チケット販売経過報告もしました。おかげ様で多くの鑑賞者が来てくれました。また、各手話サークルにも一生懸命呼びかけ協力していただきました。
鑑賞者より「ろう者の主人公の前向きな生き方に感動しました」、「様々な立場の人に寄り添って、心に届く言葉や手話も沢山あり感動しました」という声が寄せられました。
一人でも多くの人達にろう者の生き方、手話言語という社会を知ってもらうことも大切だと思います。


2022年10月8日(土)
主催:小樽地域上映会実行委員会
会場:小樽市民マリンホール
来場者数:176名

多くの観覧者から大変良い映画だったと温かい言葉をいただきました。
特に小樽市長は最後まで観覧いただき、一般の映画よりも大変素晴らしい、感動を受けましたとお褒めの言葉をいただきました。


2022年9月4日(日)
主催:札幌聴覚障害者協会(『咲む』上映会豊平区支部実行委員会)
会場:札幌市豊平区月寒公民館
来場者数:86名

多くの鑑賞者が来てくれることを期待しましたが、コロナ禍の影響のためか、少なかったかもしれません。
上映会の普及活動では、厚別区新札幌サンピアザのFMドラマシティにて映画をPR、月寒中央通の町内会、西岡八幡の町内会などでPRしました。

【来場者の感想】
・村の活性化に貢献していく様子、家族関係にいろいろ問題があり克服していく所が感動しました。
・主人公の前向きな生き方に感動しました。
・様々な立場の人に寄り添って、心に届く言葉や手話も沢山あり、障害は乗り越えられなくても、ただ前に歩くだけというようなことが伝わりました。


2022年7月3日(日)
主催:北海道ろうあ連盟
会場:室ガス文化センター(室蘭市文化センター)大ホール
来場者数:174名

会場の室蘭市の手話関係者はもとより市長や福祉課長等、普段手話や聴覚障害者とかかわりのない一般市民の方や近隣の地域の方にもご来場いただきました。
市外からの関係者より、とても良い内容だったので自分の地域でも上映会ができるよう働きかけたいと感想をいただきました。


2022年6月26日(日)
主催:映画「咲む」釧路上映会実行委員会
会場:コーチャンフォー釧路文化ホール(釧路市民文化会館)
来場者数:310名

ほとんどの方から「とても良かった、感動しました」と声がありました。内容的に、人とのふれあいも素晴らしかったという声もありました。


2022年6月13日(月)
主催:北海道ろうあ連盟・手話を広める北海道議会議員連盟
会場:かでるホール
来場者数:23名

耳のきこえない、きこえにくい方への向き合い方だけでなく、その他の障がいを持つ方についても考えさせられ、非常に心に残る作品でした。


2022年5月15日(日)
主催:上川北郡聴覚障害者協会・名寄手話の会・名寄市社会福祉協議会・名寄市ボランティアセンター
会場:名寄市民文化センター EN‐RAYホール
来場者数:100名

映画上映前には、第一部シンポジウム「咲顔溢れる社会を目指して」を実施し、障がい当事者や街づくり活動を行う実践者からお話いただき、誰もが暮らしやすい社会に向けた機運を高めることができました。その後映画上映では、ご来場者から「感動しました」とても良い映画でした」と感想をいただきました。ご来場の皆様に満足していただけたと感じています。
新型コロナウイルス感染防止対策として、スタッフがマスク、フェイスシールド、ゴム手袋を着用し、またご来場者の検温、座席やロビーのソーシャルディスタンスなどを徹底し、スムーズに運営することができました。

都道府県別