上映会報告

2020.10.29

10月25日山梨県甲府市上映会

10月25日(日)、山梨県聴覚障害者協会主催による上映会が、甲府市総合市民会館芸術ホールで開催されました。

上映会情報を山梨県協会新聞やホームページで告知したほか、市町聴覚障害者協会や関係団体(山梨手話通訳問題研究会、山梨県手話通訳士会)にチケット販売を依頼、山梨日日新聞や朝日新聞のイベント情報に掲載したことにより、156名の方々にご鑑賞いただきました。

会場は、新型コロナウイルス感染防止対策を十分に施し、ご来場者に安心して映画に集中していただける環境を準備しました。

受付での検温、マスク着用確認、鑑賞者に連絡先カードに記入してもらう、会場までの密にならない誘導など、神奈川県上映会の感染防止対策事例がとても参考になったと報告がありました。

お客様の感想

  • 「障害は乗り越えていない、ただ前に進むだけ」の言葉がすごく共感しました。
  • 主人公が周りにいるきこえる人とコミュニケーションが取れず孤独になっていく場面は、とても心が痛みました。きこえる学校や家族、会社で孤独になった心の痛みを思い出し辛かったです。でも客観的に見て、やはりきこえないことから来るコミュニケーション障害は、重くて深い見えない障害だと思いました。
  • 生まれてきておめでとう!涙が出ました。誰もが生まれてきてよかった、生きて良かったと感じる社会になりますように。
  • とても感動したので、次回会場には家族を誘って観に行きたいです。
  • 『咲む』とてもいい映画でした。主人公にも惹き付けられ、色々な人の思いも感じられたし、考えさせられることが、たくさんありました。辛いこともあったけど、作品全体には前向きなパワーがあってよかったです。職場の先生達、家族、友達、みんなにオススメしたい映画でした。来年度、山梨でまた上映してほしいです。
  • とてもよかったです。ろうの問題だけでなく、他の障害や地域まで幅広くとりあげていて、感動の涙涙でした。
  • 私が印象に残ったのは、主人公が、車椅子の女性に「障害は乗り越えなくてもいいんだよ。前を向いて歩けばいい。」ということを話している言葉が印象に残りました。自分自身も、肩肘張らずに、一歩一歩進んでいこう、また明日から頑張ろう、という気持ちになりました。

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