上映会報告

2023.09.23

全国の報告(2023年4月~)

2024年1月12日(金)
主催:全日本ろうあ連盟・立教大学コミュニティ福祉学部
会場:立教大学池袋キャンパス
来場者数:235名

 立教大学の教室をお借りしたため、近隣の方々や大学生等にもご来場いただき、若い方々にもきこえない人や手話に関心をもってもらえたことで、とても意義のあるイベントになりました。

以下、当日ボランティアとしてお手伝いいただいた学生の感想を抜粋しています。
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 本イベントに参加して最も印象的だった点は、手話利用者の多さだ。手話のイベントであるため当然だが、多数派の聴者として生きる私には、それが少数派になる初めての経験だった。手話サークル所属にも関わらず、「話せない」悔しさを味わった。ろう者の方の「言葉」が通じない苦労を体感した。 (デフリンピックに関して)パネルディスカッション等を見て、選手の熱量はパラリンピックと同じだと感じられた。この経験を踏まえ、私も手話を覚えて、デフリンピックに貢献していきたい。
(小堂佳波さん)

 ボランティアに参加して手話を一層勉強したいという意欲が高まった。手話サークルで単語学習や手話歌の活動をしているが、会話の学習には力を入れていないため、今回のボランティアで参加者から手話で話しかけられても十分に会話をすることができなかった。他のボランティアのように手話で会話ができるようになりたいと強く感じた。そのため、今後は手話サークル内で手話を使った会話をする機会を増やしたり、個人でも手話を本格的に学びたいと思った。
(天野みなみさん)

 以前、デフリンピック関連のバイトを経験し、興味を持ったのが今回のボランティアに参加したきっかけでした。実際にデフリンピック選手の話が聞けたこと、監督がいる中で「咲む」映画を見たのがすごく貴重な時間でした。デフの方と関わるにつれ、耳が聞こえなくてもジェスチャーで伝えてくれたりとても表情豊かな方が多く、とても魅力的だと思いました。手話サークルに入っててもわからないことが多く、すごくもどかしかったので、これから手話をもっと勉強してお話したいです。
(小島芽生さん)

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学生の皆さんの今後に期待しています!


2023年9月24日(日)
主催:富士吉田市手話サークル連絡協議会・富士吉田市聴覚障害者協会
会場:下吉田中央コミュニティセンター
来場者数:27名

来場者からのコメント
「ろう者の問題だけでなく、障害への捉え方や環境、人の関わり方を考えさせられる話でした。」
「良い映画でした。多くの方に見てほしいですね。障害とか垣根なく、皆が幸せになる社会になることを願う映画でした。」
「どんな状況でも諦めない主人公の姿に感動しました。思いを伝えたい気持ちを持ち続けたいと思いました。」


2023年9月23日(土・祝)
主催:静岡県富士市
会場:富士市富士川ふれあいホール
来場者数:250名

映画上映に併設したふれあいイベントへの来場者も多く、映画上映と相まって、実際のろう者とのふれあい、手話が言語であることを多くの市民に紹介することができました。家族連れ等、幅広い年代の来場者を迎え、富士市民に広く周知することができました。


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