上映会報告

2022.04.05

北海道の上映会報告(~2022年3月分)

2月23日 石狩市上映会

2月23日(水)『咲む』石狩市上映会実行委員会主催による上映会が、花川北コミュニティセンターで開催され、118名の方々に『咲む』をお楽しみいただきました。

 

当初、午前と午後の2回上映で定員を400名として企画していましたが、北海道にまん延防止等重点措置が適用されたことに伴う新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、午前1回のみの上映で定員を130名に制限し開催しました。

コロナ禍により来場者が見込めるのか不安がありましたが、実行委員会を構成する石狩聴力障害者協会や手話関係団体の熱心なお声掛けにより、用意したチケットは完売、当日は118名の方にご来場いただきました。

上映に先立ち、実行委員長と石狩市長が挨拶を行い、『咲む』を観ていただくことで、きこえない人や手話言語に対する理解がより一層深まることを期待されました。
(石狩市長は、挨拶のすべてを手話言語でされました)

上映中は、皆さん主役の瑞月さんに感情移入され、すすり泣く音が聞こえるほどでした。多くの方から、きこえない人のこと、音のない世界のこと、手話言語のことなどについて知ることができたという感想をいただきました。

3月6日 函館市上映会

3月6日(日)函館聴覚障がい者協会主催による上映会が、函館市亀田交流プラザで開催され、107名の方々に『咲む』をお楽しみいただきました。

〈来場者の感想〉

 

  • 誰かを助けたいという気持ちは本当に素敵だなと思いました。私ももっともっと手話のことを勉強して誰かの役に立てるようになりたいなと思いました。
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  • 主人公の明るさに生きる力をもらいました。エンドロールの多くの人々、多くの団体に支えられて映画ができあがったことも素敵ですね。今年だけでなく今後も多くの方に観ていただきたいです。
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  • 主人公が一生懸命頑張る姿が素敵で、コロナ禍で苦しい日々の中、頑張ろうと思うことができるような素晴らしい映画でした。

1月30日 江別市上映会

1月30日(日)江別聴力障害者協会主催による上映会が、えぽあホールで開催され、80名の方々に『咲む』をお楽しみいただきました。

 

コロナ感染対策として検温、消毒の徹底や席を空けて座っていただくなど、安心して観ていただくことができました。

11月28日 旭川市上映会

11月28日(日)『咲む』旭川上映実行委員会主催による上映会が、旭川市建設労働者福祉センター(サン・アザレア)で開催され、352名の方々に『咲む』をお楽しみいただきました。

 

9月26日に上映会をする方向でチケット販売に取り組んできた矢先の緊急事態宣言発令のため、会場が使えず日程変更をせざるを得なくなり、急きょ11月28日(日)に実施しました。2ヶ月間という短期間の中のチケット販売運動は、実行委員らの口コミ、訪問などを実施した結果、想定外の300人以上が見に来て下さり、改めて「連携」の強さを感じました。

旭川市手話言語に関する基本条例制定5周年記念事業を併行したことにより、障害福祉課の方にも受付などの担当をして頂きました。当日は午前の部のみ新しくなられた旭川市長が自ら名前を手話で挨拶しようと思ったものの、表現方法が思いつかず、鑑賞者と一緒に表現するなど和やかな雰囲気が見られました。

鑑賞者からのアンケートは、殆どの方が「感動した」、「もう一度見たい」というたくさんの声が寄せられました。

〈来場者の感想〉

 

  • 表情に吸い込まれました。また見たいと思いました。地上波で放送して欲しいです。
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  • 主人公の明るい姿勢で村おこしに貢献するストーリーが共感すると同時にろう者が社会的に受けてきた優生保護法による差別的対応などの歴史的背景も描かれ、とても良い作品だと思いました。教育用視聴覚教材としても活用できればと思いますのでDVD化を望みます。
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  • ろう者であってもそうでなくても大事なのは相手を思いやる気持ちや相手の立場を考えられる事だと思いました。コミュニケーションツールとして手話がとても重要だとこの映画をみて感じました。誰とでも心が通じ合える社会が広がってほしいと思います。

7月17日 札幌市上映会

7月17日(土)、札幌聴覚障害者協会主催による上映会が、北海道立道民活動センターで開催され、226名の方々に『咲む』をお楽しみいただき、ご来場の皆さまよりご好評をいただきました。

電子チケット、紙チケット両方の販売を行うことができてよかったです。

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